2011年11月18日

宮城県・南三陸町




宮城県の南三陸町に来ました。


言わずもがな、ここも常に報道されるように大変な被害を受けた町です。


役所自体が津波で被災して今は仮役場(プレハブ)で仕事をされています。

お忙しいなかを、副町長さん自ら現状の説明をして頂きました。

被災により役所機能がマヒ状態のなか、全国の自治体から200名もの職員さんが手助けに来て頂き、たいへん助けられているそうです。


何とか仮説住宅が準備できましたが、まだまだ瓦礫処理もいまだに終わらない状況だそうです。

確かに他の被災地より瓦礫が多く残されているように感じましたが、これはあえて他地区のように大手ゼネコンに依頼せずに地元業者にすべて瓦礫処理を任せているためとのことをお聞きしました。

「地元業者や地元住民にできるだけ仕事を」との考えです。


町へ入るとここも何もありません。

無惨に残る骨組みだけの建物と放置された瓦礫…

どこから来たのか大きな岩も横たわっています。

ビルの屋上にはなんと自動車が…


何とかして一刻もはやく住民の方々に安心な生活を取り戻してもらいたい。

ガンバレ東北!!!

見せよう日本人の底力!!!
  

Posted by AKG at 22:55Comments(0)

2011年11月18日

陸前高田市



陸前高田市です。


ここも多数の方が犠牲になられました。

海岸線を前に、強固な防潮堤が造られていましたが画像のように無惨にも津波により破壊されています。

今もそのままの状態で、自然の力の凄まじさを実感しました。

その近くには、たびたびテレビで目にした、鉄骨だけが残った水産加工場が凄まじさの象徴のように、何もないなかぽつんと残っていました。


ここは海に面して平らな土地が広がり、そこに町が形成されていました。

大船渡のように少し背後に高台を有する土地ではなく、津波が来たときに逃げる高台がなかったため2300人もの犠牲者が出てしまいました。

何とかビルなどの建物に逃げ込んだそうですが、画像のように4階部分までが津波にやられています。


町には何にもなく、集められた瓦礫の山と放置されたままの壊れた建物だけです。


このような光景を実際に目にすると、復旧・復興についてあらためて考えさせられました。
  

Posted by AKG at 10:27Comments(0)